年末に向け予定通り進軍してきた本隊に対し、正面作戦を決行。
半月ほどは戦線を維持できていたが、予測を上回る増援に戦線が後退。
最終防衛ラインのギリギリまで追い詰められるも、部隊の稼働率を上げてなんとか現在も戦線を維持している。
そんな状態のなか、西側の連合国によるクーデターが発生。
以前に可決された法案に対し、大きな反発が起こったためだ。
その鎮圧のため、一部の部隊を西側に向ける。ここを西部戦線と名づけた。
西部戦線は、現在も膠着状態を保っている。
余剰戦力が割けない以上、なんとか彼にがんばってもらうしかないだろう。
正面の本隊に苦戦している間に、さらに敵の同盟国が参戦。
外交で抑えていたが、それが限界に達したようだ。
そのため正面、および側面からの二正面作戦を強いられる。
長期化する戦いに兵士の士気の維持が著しく難しくなるが、終わりはまだ、見えない。
かゆ…。
うま…。
※この物語はフィクションです。