酒の席での私は語り系である。
たとえオッサン臭いと言われようが、なかなか直るものではない。
今日は高校来の友人が東京から彼女を連れて名古屋に遊びにきていた。二人とも和菓子屋で働いているので観光を兼ねた、名古屋の和菓子屋巡りを行うそうだ。そんなわけで昼間は仕事、夜に合流という運びになり、夜に手羽先(名古屋名物)を食べれる居酒屋へ。
間は端折るが、その2次会が私の家で催され、そこで友人の持って来た酒が「響17年」。グラスに氷を入れ、琥珀色のウィスキーを注ぐ。私はこのウィスキー の波打つ様子が好きだ。その場の会話自体は、取り留めもない日常的なものだったが、それだけでも私は幸せな気分を味わうことができる。
そう、旨い酒と、気兼ねなく話せる友人が居れば…。