トランバンツアー2014(前半)」に続いて後半です。

2014年08月15日

_DSC5766

観光班が2日目にピグミーを見ていなかったため、カンムリブダイとピグミーというちょっと変わった組み合わせの早朝ダイビング。(深度の関係でこうなっているんですよ)

前日と同じように月が出ている暗いうちにエントリー…というところでタンクからフリーフロー。
一旦僕だけ岸へ上がりタンク交換をしようとしたものの、レギュレーターのトラブルらしく、急遽レンタル器材へ切り替えての再エントリーとなりました。
後でレギュレーターを調べてもらったところ、どうもファーストについているトランスミッターのOリングが切れてしまったようでした。むむ…。

皆に出遅れること10分くらい。
急いでカンムリブダイを見て(時間は少な目)、一直線にピグミーのいる場所へ。
ガイドさんのどう聞いてもDECOが出てるっぽいダイコンの音を聞きながら、いそいそと昨日とは違うピンクのピグミーを撮影。
急いで皆を追いかける感じとなり、あまりのんびりとはできない一本となってしまいました。
やっぱりオーバーホール出しておくべきだったと反省した1本でした。

2本目、3本目は隣のポイントのスラヤーへ。
こちらはオプショナルとなり追加で1000円かかるのだけど、海の様子ががらっと変わるのでそれだけの価値はあるポイントだと思う。

このポイントで目に付いたのは、ところどころにできた不自然なサーモクライン。これも後で聞いた話になるけど、どうもこれがこの島最大の火山であるアグー山からのわき水らしく、これのおかげで魚が大きく、多いのではないかと言っていた。
潜り方で魚も相当変わるらしく、中には超マニアックポイントなるものもあったけど初日の反省を活かし、標準的なポイントをリクエストすることにした。

標準的なポイントとは言え、魚の量、ワイドマクロどっちでも行けちゃう懐の深さなどアベレージとしては相当高い印象で、僕は正直このポイントに惚れ込んでしまった。2本連続で潜ったけどまったく飽きることはなくて、あっという間に時間が過ぎてしまった。ここはいいね。是非また期待と思う海だった。

全体的に行程がズレてきてしまっており、遅め昼食をとっての4本目は再びコーラルガーデンへ。
この時は2回目用だったのか、水中寺院のような不思議な雰囲気のエリアへ行ったけど、これが雰囲気があっていい感じでした。
雰囲気もいい感じだし、このダイビングで最後にするかも?と言っていたメンバーがいたため、事前の打ち合わせ通り集合写真をパシャリ。
ワイド気味の一本を十分に楽しむことができた。

今回のツアーのラストとなるダイビングはドロップオフへ。
相変わらずの浅場にいるメアジさん以外だと、人くらいもありそうな大きなウミウチワが印象的な一本でした。
どのダイビングでもそうだけど、最後ってなんとなく消化試合っぽい流す感じのダイビングになるよね。

バリ最後の晩餐は前日と同じ「Safaty Stop」へ行こうとしたのだけどお店は大盛況。
人数も多いし別のお店を探そうということで、2日目に観光班が向かったホテルのレストランへ向かった。
ここも欧米人向けのサービスで、値段は高いけど味もサービスも満足できるお店でした。

2014年08月16日

トランバン最終日のこの日は10:00にノーブルバリをチェックアウトし、最後のバリ観光へ。
今回はガイドのスタ氏が一緒に回ってくれたので、おすすめも合わせながら「トランバン近郊の棚田、水の離宮 (ティルタガンガ)、ゴア・ラワ寺院、ウブド散策」へ行ってきました。
時間の関係で場所を端折ったり、ランプヤン寺院は時期的な問題で行けなかったりしたけど、空港までの帰り道をグルっと回るだけでも相当に満喫することができました。
韓国、台湾くらいだとまだ似たところがあるけど、ここ東南アジアくらいまで離れると装飾も全然違って面白い!

この日、19:00頃にはデンパサール国際空港へ到着し、早々にジャカルタへ移動。
ジャカルタからの成田便は明日の朝出発のため、空港近辺のホテルで一休みすることに。
ここのホテルマンも気を使ってくれて、本当に気持ちよく過ごすことができた。すごいね。バリ。

2014年08月17日

ホテルを4:00に出発し、空港到着後すぐにチェックイン。
6:25発の飛行機に乗り、成田へ向かって出発。
この時僕はブランケットがいらなかったので邪魔以外の何物でもなかったのだけど、近い席の他のお客さんの分がどうもなかったらしく、このブランケットを譲ったところCAの方に大変感謝され、以降やたらとビールのおかわりをくれました。
美味しかったし満足だけど、思った以上に酔った(笑)

いよいよ最後のフライトは成田~セントレア。
この時座席は右手の窓側。つまり陸側の窓という絶好のポジション!
ただでさえ東京の上空って飛ぶ機会がないから、このフライトはずっとワクワクしながら窓から外を見ていました。

_DSC6188

〆は久しぶりにラーメンがいいねということになったので、セントレアの豆天狗にて。
美味しかった!

総括

最初はノーブルバリのブログをみる限りではマクロしかいないような印象で、頼みのギンガメアジも数日前にロウニンアジに追われてばらけてしまったたと聞いたときはイヤな予感しかしなかったけど、終わってみればビーチエントリーでも十分すぎるほど楽しめるトランバンの海の実力に驚かされるツアーとなりました。

ホテルのサービスも非常に良かったし、食事も一度は外したものの他は十分に美味しくまた次も行きたいなと思えるツアーとなりました。
唯一のネックは移動時間の長さですが、名古屋からも間もなくガルーダの再就航によるジャカルタまでの直行便や、エアアジアを利用してのクアラルンプール経由のデンパサール行きなど研究の余地はあるかなと思います。この部分を圧縮できれば、ぜひまた近いうちに行きたいものです。

メモ

  • ビザは$35
  • 結局、空港使用料として400,00ルピア(国内線)、150,000ルピア(国際線)が必要でした。
  • レストランは値段は上がるけど、欧米人が行くようなレストランのほうが結局安全かと…。
  • 手軽に撮るならTG3は良さそう。ただし、RAWに対応していなかったりするので、作り込みには向かない印象。
  • 次は恐らくルートが違うのであれですが、セントレア~ジャカルタ、デンパサール~セントレア(ピックアップは必要)はバゲッジスルーでした。

青山 敦司

13年キャノン一筋でしたが、最近ソニーへ移籍しました。 趣味はダイビングで、本数は約500本。国内は越前や伊豆をセルフで。海外はアニラオやタイなど東南アジア圏を中心に潜ってます。 カメラは水中がSony RX100mk2、陸上はCanon EOS M3、EOS M5、Sony α7IIIなど。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

このサイトはスパムを低減するために Akismet を使っています。コメントデータの処理方法の詳細はこちらをご覧ください