12月に呑み屋の席で突然決まったサイパンダイビングツアーへ、2月18日(金)~2月21日(月)の行程で行ってきました。
なにぶん初めての海外旅行だったのでパスポートの申請やら、事前の準備に結構時間とお金がかかっちゃいましたが、そのかいあってか比較的順調な旅行だったかと思います。(水中と、陸上のごく一部を除いては)

サイパンオーシャンビューホテル到着

中部国際空港を出て、1:00ごろに滞在するホテルに到着。
この日はスーツケースに入ったダイビング機材をメッシュバックに移動したりと、準備だけで終了。

まるで家捜しにあった直後のような…

ちなみにこのホテルですが、ネットでもよく言われている通りシャワーは確かに薄い塩水でした。もっとも、荷物が多いダイバーなら部屋の広さの方が有難いのでは、と思った次第。
ただ、海は見えないけどね!

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オブジャンビーチ(No.28 11.2.19 Entry 9:29 Exit 10:18)

マリーナからボートで移動すること、約40分。
元々の予定だったナフタンの流れが予想以上に強かったため、一旦こちらへ移動。
初のボートダイビングだったのだけど、それ以上にエントリー直後にレギュレーターのマウスピースが片方切れたことにショック。
何も、こんなタイミングで切れなくても…と思いながらガイドさんに相談したところ、オクトパスのマウスピースを移植。そのままダイビングを続けることができた。本当によかった。

海底がキレイな砂地なので天候が良いとクッキリ影が出る
海底がキレイな砂地なので天候が良いとクッキリ影が出る

オブジャンビーチは、とにかく青、青、白。
圧倒的な透明度を誇る海の青と、白い砂(オブジャン)がとてもきれいで、国内とはまったく違う海に驚かされた。

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が、もっと驚いたのはエア切れのハンドサインをここで見たことかも、しれないけれど。
…と、他人事のように行ってますが、自分自身も安全停止中にほぼ残圧0…。ブルブル。

ナフタン(No.29 11.2.19 Entry 11:08 Exit 11:55)

オブジャンビーチのExit後、なんだか少し船酔いが出てしまい、少しグロッキーな状態でエントリー。
流れがあったので初のドリフトダイビングになったけど、海中では上下の揺れはなかったので船酔いは収まったのはよかった。

海底の様子が変わる
海底の様子が変わる
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さきほどから一転して、こちらは海底が珊瑚や岩。
オブジャンビーチからそれほど離れてないのに表情が一変するのは面白かった。

オブジャン、ナフタン共に、基本的に地形や浮遊感を楽しむエリアっぽいね。
「群れ!」とか「大物!」とか目立ったものはなく終わったので、経験のある人たちにはちょっと物足りなかったみたい。
僕自身はサイパン初めてだったから、とても楽しめたのだけど。

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お弁当。ワイベン。$8。

サイパンみたいな透明度の高い海は初めてだったのだけど、いつもの感覚でいると予定より5メートルくらい下にいたりするので、注意がいるね。

アイスクリーム(No.30 11.2.19 Entry 14:32 Exit 15:29)

マダラトビエイさんがイーグルレイから姿を消して数年経っているとのことだったので、枚数が少なくても望みのあるアイスクリームへエントリー。
アイスクリームという名をあらわす、白珊瑚がびっしり生息する大きく盛り上がった地形が特徴的なポイント。

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マダラトビエイさんの出現を待つため中性浮力をとらず、海底にへばりつく。
この日、僕らが見たのは最大で7枚!最近、減少傾向らしいので、7枚であったとしても見れたのはとても嬉しかった。
(主に)越前ダイバーの僕にとっては、黒鯛の次に見た大物なのでした。
(黒鯛を大物にカウントしていいのかどうかはとにかく…)
このポイントはマダラトビエイさんが見れたのもあるけど、地形も好き。

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沈船(No.31 11.2.19 Entry 16:01 Exit 16:47)

1日目最後のエントリーは沈船。

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調べたところによると、この船は「松安丸」と言うらしいです。
沈船が魚礁になっているので1日目の中ではかなり魚影が濃い。

また、船の構造がジャングルジムみたいになっていて、コースが色々取れるのは面白かった。
あと一番驚いたのは、観光用の潜水艦「ディープスター号」かな。

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色補正入れてます

結構大きな機会音とともに、ぬっと出てくるその姿は何かのアトラクションのようでした。
潜水艦に載っていた人たちも手を振ってくれたので張り切って振り返しえていたら思いのほか潜水艦に近づいてしまい、ガイドさんに怒られました;
正直、見た目のインパクトで「(流れがあるから)岩に捕まってて」と言われていたのが頭から抜け落ちてました。ゴメンなさい。

帰国後に調べたところ、このディープスター号はコース一回が2時間ということなので、見れたのは運が良かったのかもしれない。

ちなみに、ここまでの写真はすべてCanon S95 + WP-DC38 + UWL-H100 28LDの組み合わせで撮影しています。

■夕食
写真がないけど、中華料理の店で$30のコースとビールを2本。
結構お腹がすいてたのに食べきれずダウン。むむむ。

■ガラパン
精神的残圧がゼロになったり、ならなかったり。
最終的には180気圧くらいにはなってたけどw

青山 敦司

13年キャノン一筋でしたが、最近ソニーへ移籍しました。 趣味はダイビングで、本数は約500本。国内は越前や伊豆をセルフで。海外はアニラオやタイなど東南アジア圏を中心に潜ってます。 カメラは水中がSony RX100mk2、陸上はCanon EOS M3、EOS M5、Sony α7IIIなど。

5件のフィードバック

  1. たま より:

    おつおつ~~~~
    写真もよく撮れてるし文章もまとまってわかりやすい・・・・
    おぬしなかなかやるな!!!!

  2. のむのむ より:

    ダイビング楽しめれてよかったです☆

    沈船いいですね☆
    神秘的な水面写真も☆

    朝から素敵な写真みれてよかったです
    ありがとう☆
    また、話聞かせてくださいo(^▽^)o

  3. 青山 より:

    >たま
    サンクス!
    本当に楽しい旅行だったな!

    >のむのむくん
    沈船よかったですよー。
    後半戦はグロットもあるので、お楽しみに!

  4. ひろこ より:

    おかえりなさーい!!
    南の島デビューおめでとう☆☆☆

    青いですねー♪
    ポイントごとにちゃんと比べて潜ってることがすごい!!私はいつも、ポケーって潜ってるだけだから(笑)

    私も沈船で潜水艦にあったことがあるけど、窓の向こうには普通の服の人がいて、何か不思議でした!!

    グロット編も楽しみにしてまーす☆

  5. 青山 より:

    >ひろこさん
    ご無沙汰してます!
    初の海外旅行でしたが、皆が海外行きたがる理由が分かりました。
    なんとか、お金を工面して1年に1回は行けるようになりたいなーと思った次第です。

    潜水艦は本当に不思議な感じがしますよね。
    反面、壁の外側で楽しむことができるダイバーでよかった!と思いました。

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